amazarashi 地方都市のメメント・モリ＠Zepp Divercity Tokyo 観てきました

さあやです。

書きたいこと溜めないでちょこちょこ書いてく方が精神衛生上良いですね。

amazarashiのツアー観に行ってきました。

鬱ロック好きなのでamazarashi好きなんですけど。

最初にハマったのは「季節は次々死んでいく」だった気がする。

面白い人たちだなあと思いつつ、ちょっとくどいとこあるな...でも冴え渡ってるとこがあるから聴いちゃう...ぐらいの感じでゆるーく追いかけてたのですけど。

最近「地方都市のメメント・モリ」というアルバムを出されまして。もうね、それがめちゃくちゃに良くて。

これ。この前にシングルとかで出してた「空に歌えば」とか「ヒーロー」とかの時点でいいじゃん...って思っていたのだけど、このアルバム本当にすごかった。

上述したように個人的にはちょっとなんかくどいとことか惜しいとことかがあるバンドだったんですけど、そういうのが全部こう、洗練されて、いい意味でポップになって、でもamazarashiらしさみたいのはちゃんとあって。

アルバム曲でオススメは「空洞空洞」「バケモノ」「空に歌えば」「命にふさわしい」とかですかね。

「空洞空洞」「バケモノ」は単に好みなんですけど、「空に歌えば」は本当に凄まじいからMVを観てくれ。

ヒロアカのOP曲。amazarashiのなんか人生うまくいかねえなあみたいな感じとでもギリギリ前向いてる感じとポエトリーリーディングとが全部ごっちゃになってて最高。今まで初めて聴くひとになにオススメしたらいっかなって思ってたけど完全にこれです。amazarashiはこういうバンドです。っていう曲。

「命にふさわしい」は正直ちょっとくどめなんですけど、ニーアオートマタが好きなので...。そういうちょっと贔屓目込みで好きな曲です。

全然ライブの話までいかない。

えっと、そういうわけで、なんだこのアルバムめっちゃええやんけ、え、チケット取ろってなって軽率にチケット取ったやつです。で行ったやつです。

まあ御察しの通りだとは思うんですが超よかったです。ツアー初日だったらしいんですがamazarashiは演奏に安定感があって良いですね。普段syrupばっかり観てるからですかね。

いつもステージ前にスクリーン？あのちょっと透けるやつ、で特効とかでパーンってして落とすやつを張って、最後まで落とさずに映像流してライブをするんですけど、曲に集中できて良いですね...。あと私のように背が低くてもスクリーン見えてれば本人見えなくてもあんま気にならないのもよかった。

好きな曲はもちろんよかったんですけど、ライブでああいいな、と思ったのは「ムカデ」と「月曜日」でした。

「ムカデ」、『こっから踏み出すなよ　絶対だぞ　誰だ後ろから押す奴は』って歌詞があって勝手にドリフの歌と呼んでいるんですけど、ごめんなさい、超かっこよかったです...。

「月曜日」は、言葉のチョイスがすごいなあと思った曲でした。またMV貼るけどすごいから観てくれ...。

全然サビでも何でもないんだけど『ソフトクリーム溶けた　全音符のクラクション』が良い、良いんだ...。

『月曜日、蹴飛ばしたら　川の水面で水切り　満月を真っ二つ切り裂いた』とか最高ちゃう...？

割と直接的な表現をする人たちのイメージあったんですけどこの曲はとにかく比喩が冴え渡っている。

良いものを観ました。amazarashi、今観ておくべきバンドだと思います。

私は来月も観に行くしツアー追加公演のチケットも当てました。やったね。

良いもの観るといい曲作りたくなりますね。新しい曲そろそろ作りたいなあ。

さあやでした。